ソチ五輪フィギュアスケート女子シングル

2/20の女子フィギュアスケートで見た浅田真央選手の
ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』の演技に感動
というのにはあまりにも拙い表現、全身が本当に震えました。奇跡の時間でした。
フィギュアを長年見て来てこんなにも高難度で素晴らしいプログラムで
そしてそれを大舞台でパーフェクトで滑り切るスケーター。
これまでもいなかったし、この先も決して現れないと言い切れます。

前日の真央ちゃんの悪夢のショート演技後の心ここにあらずの表情から
気持ちを切り替えられるかがとても心配でした。
なんでこうなるんやろ・・・
常に前を向いて進んで来た真央ちゃんの4年間の積み重ねを考えれば考えるほど
フリーを迎える時間まで、自分がもうダメダメで応援するよりも逃げ出したい現実でした。
いよいよその現実と向き合う時間が迫ってきて
フリーの直前に数秒間映った廊下を歩く真央ちゃんの表情。とてもスッキリしていました。
根拠はないけどあれっイケル!と思いました。
まずは冒頭のトリプルアクセル!決まった。めちゃくちゃ綺麗。
次の3F-3Loこれも!!勢いのあるジャンプだ。
その大技2つの成功は大声張り上げてぎゃあ〜〜っ。
それから次々と5ジャンプ(コンビ2ツ含む)がクリーンに決まる。
最後の3Loまでは1つ1つ祈りながら、大きくうなづきながら・・・
でもでも最期のコレオシークエンスまで気を抜けない。体力が厳しくなってからの
このステップは上下運動激しくかなり足にきている。
いい〜いいよ〜〜スピードもいつもよりあって一気にフィニッシュ。やったぁ〜〜
真央ちゃんの天井に向いた顔からは涙が溢れ出ていました。
こんな真央ちゃん今まで見た事ない。それが心から自分が満足した演技だったという証です。
そして見届けた私達みんなも涙と共にとてつもないものを共有できた4分10秒間でした。
このフィニッシュポーズ正直言ってあんまりかっこ良いとは思ってなかったけど
この日のこの真央ちゃんの涙をこらえる為に用意されたんやと思いました。
フィギュアの神様、意地悪です。でも想像を超えた結末、最高です。

正直点数には不満があります。誰も出来ないエレメンツに評価が低すぎる。
3Aももちろんのことコンビネーションジャンプのセカンドに3loを飛ぶ選手は真央ちゃんだけです。
PCS(演技構成点)これもいつもより抑えられている。よってフリー演技は3位です。
言い出せばきりがないほど疑問は溢れ出てきますが(まぁここ数年に感じるもやもや感同様)
真央ちゃんが点数ではなくメダルでもない崇高な演技の素晴らしさを教えてくれた
真のアスリートの姿を見せてくれた、これを思えばもうどうでもいいことに
思えてきます、思う様にします。

鈴木明子選手も8位入賞、足の調子が良くないなかですごくいい演技内容でした。
ジャンプは惜しかったけど、スピード感もコレオシークエンスも最高でした。
村上佳菜子選手は初めてオリンピックで緊張感が抜け切れないままで
はつらつとした演技がみられなかったのは残念です。
もしかしたらこの悔しさをモチベに4年後チャレンジする気持ちになったかなぁ?
(引退するかもと噂されていたので)

日本女子3人にありがとうそしてお疲れさまを心から送りたいです。